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HOME MEDIA CRM / SFA 2024年3月29日

帝国データバンクとは?1900年創業・業界シェア6割の信用調査会社の事業と強み

帝国データバンクは1900年創業、業界シェア6割超の企業信用調査会社です。調査員1,700名が経営者に直接会う「現地現認」で集めた企業情報は170万社分。信用調査を軸に、コンサルティング・マーケティング・出版まで手がけます。会社の成り立ちと事業の中身、提供している企業データベースの位置づけを整理しました。

帝国データバンクは、1900年創業の企業信用調査会社です。業界シェアは6割を超えます。

同社の強みは、調査員が経営者に直接会って確かめる「現地現認」です。 1,700名の調査員が全国を回って集めた企業情報は170万社分にのぼり、これが信用調査からデータベース事業までの土台になっています。

この記事では、帝国データバンクという会社の成り立ちと事業の中身、そして提供している企業データベースの位置づけを整理します。

帝国データバンクとは

帝国データバンクとはの画像1

株式会社帝国データバンクは、企業を専門にした国内最大手の信用調査会社です。

東京都港区を拠点に、全国83ヶ所に事業所を構え、従業員は3,200名を超えます。取材・調査業務を行う調査員は1,700名おり、彼らの企業信用調査から得た情報をもとに、さまざまな形で企業のサポートを行っています。

創業から現在まで

1900年(明治33年)の創業当初は、世間では信用調査がほとんど認知されておらず、調査の依頼は全く入りませんでした。

しかし、日露戦争後の企業設立ブームにより信用調査のニーズが発生しはじめ、その後もコンピュータ導入により企業情報をデータベース化させ、徐々に規模を拡大していきます。

創業100年を超えた今では、業界シェア60%超を誇るリーディングカンパニーにまで成長しました。現在は信用調査の他にも、コンサルティング・マーケティング・出版・ECサポートなど、さまざまな事業を展開しています。

「現地現認」という行動指針

同社の行動指針は 「現地現認」 です。何よりもまず動いて自分の目と耳で確かめることを大切にしており、全国の経営者に直接会って話を聞いた情報が、データベースの土台になっています。

信用調査で見るのは、決算の数字だけではありません。経営者の考え方、事業の見通し、取引先の顔ぶれといった、書類には出てこない情報が判断を左右します。現地へ足を運ぶ方法をとっているのは、そこを取りにいくためです。

収集した企業情報は170万社分にのぼります。

企業データベースの提供

帝国データバンクのサービスとその特徴の画像2

帝国データバンクのメイン事業は 「圧倒的な取材ネットワークを駆使した信用調査」 ですが、それを支えているのはあらゆる企業情報を保管・保存しているデータベースです。

このデータベースを外部に提供しているのが、COSMOS2・COSMOS1・COSMOSNET の3つのサービスです。用途ごとに分かれており、営業リストを作るならCOSMOS2、与信を確認するならCOSMOS1かCOSMOSNET、という使い分けになります。

3つの違いと、どれを選べばよいかは、別の記事にまとめています。

料金はサービスごとに異なり、基本料金とデータ料金の組み合わせで決まります。改定される場合があるため、検討にあたっては帝国データバンクの公式サイトで最新の条件をご確認ください。

データを買ったあとに決まること

正確な企業情報は、営業・販売の戦略立案や新規開拓、業界動向のリサーチの土台になります。ただし、データを購入した時点では、まだ成果は決まりません。

購入したリストは、自社がすでに持っている顧客データと重複していたり、過去に接触して断られた企業が混ざっていたりします。これを整理しないまま配ると、同じ企業に別々の担当者から連絡が行く、という状態になります。

そのため、購入後には次の3つを決めておく必要があります。

  • 既存の顧客データとの突き合わせ(重複と接触済みを除く)
  • 誰が、どの順番でアプローチするか(担当と優先順位の割り当て)
  • 結果をどこに記録するか(次に使えるデータとして残す)

この3つはCRM側の設計の話で、データの精度とは別の問題です。トライエッジでは、購入した企業データの取り込み設計から、CRMでの運用ルールづくりまでを支援しています。データを買ったが活用できていない、という段階でもご相談いただけます。

なお、リストを買って自社から当たりにいくのとは逆方向に、相手が調べたときに自社が見つかる状態をつくるという打ち手もあります。近年はChatGPTやCopilotのようなAI検索で調べてから問い合わせるケースが増えており、AIの回答に自社が引用されるかどうかが接点の有無を左右します。トライエッジではこれをAEO(AI検索最適化)として支援しています。アウトバウンドとインバウンドのどちらを厚くするかは、扱う商材と検討期間の長さによって変わります。

FAQよくあるご質問

Q. 帝国データバンクとはどんな会社ですか?

1900年創業の、企業を専門とする国内最大手の信用調査会社です。東京都港区を拠点に全国83ヶ所へ事業所を置き、従業員は3,200名超、うち調査員が1,700名。業界シェアは6割を超えます。調査員が経営者に直接会って確かめる「現地現認」を行動指針としており、収集した企業情報は170万社分にのぼります。

Q. 信用調査では何を調べるのですか?

取引先が支払いを続けられる会社かどうかを判断するための材料を集めます。決算の内容や資金繰りだけでなく、経営者の考え方、事業の見通し、取引先の顔ぶれといった、書類には出てこない情報も含みます。帝国データバンクは調査員が現地へ足を運んで直接確かめる方法をとっており、これが同社の情報の土台になっています。

Q. 帝国データバンクの主な事業は何ですか?

企業信用調査が中心です。それに加えて、調査で蓄積した企業情報を活かしたデータベースの提供、コンサルティング、マーケティング支援、出版、ECサポートなどを手がけています。企業情報を集めて売るだけでなく、その情報をどう使うかまでを事業にしているのが特徴です。

Q. 帝国データバンクの企業データベースにはどんな種類がありますか?

用途ごとに3つに分かれています。企業プロフィールを条件で抽出するCOSMOS2、決算データを見るCOSMOS1、Web上で1社ずつ調べるCOSMOSNETです。営業リストを作るならCOSMOS2、与信を確認するならCOSMOS1かCOSMOSNET、という使い分けになります。3つの違いと選び方は、別の記事で詳しく整理しています。

Q. 企業データベースの料金はいくらですか?

サービスごとに異なり、基本料金とデータ料金の組み合わせで決まります。改定されることがあるため、金額は帝国データバンクの公式サイトでご確認ください。

Q. 購入した企業データはそのまま営業に使えますか?

そのままでは使いにくいことが多いです。購入したデータは自社の顧客リストと重複していたり、すでに接触済みの企業が混ざっていたりします。CRMに取り込むときに、既存の顧客データと突き合わせて重複を除き、誰がいつアプローチするかを決めておく必要があります。データを買うこと自体より、この設計のほうが成果を左右します。

出典・執筆:株式会社トライエッジ/森本 貴行(CRM/営業戦略)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。

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