Zoho Signの使い方:署名依頼を送る手順と、Web完結で印紙税がかからない理由
Zoho Signは、ログイン後に署名用に送信を選び、ファイルをアップロードして受信者を追加し、署名欄をドラッグ&ドロップして送信すれば契約を締結できます。1件あたり5分ほどです。郵送なら約1週間かかる締結が早ければ数時間で完了し、電子データのやり取りのため収入印紙も不要になります。
Zoho Signは、ログイン後に[署名用に送信]を選び、ファイルをアップロードして受信者を追加し、署名欄をドラッグ&ドロップして送信すれば契約を締結できます。1件あたり5分ほどです。
紙で郵送すると約1週間かかる締結が、早ければ数時間で完了します。 インターネット上で契約書のファイルをやり取りするため、収入印紙を貼る必要もありません。
この記事では、画面に沿った操作手順、紙の契約との違い、料金の確認先、そして導入前に決めておくことを整理します。
Zoho Signとは何か
Zoho Signは、インターネット上で契約を締結できる署名システムです。クラウド上で契約書などのデータを管理し、署名もインターネット上で行います。日本語でのカスタマイズもされており、ユーザーインターフェイスがシンプルなため、初めて操作する方でも扱えます。
署名依頼を送る手順
1. まず、Zoho Signにログインして、[署名用に送信]を選択します。

2. 次にファイルの[アップロード]を選択して、署名をお願いしたいファイルを選択します。

3. [受信者の追加]欄に、署名をお願いする相手のメールアドレス、名前、署名可否、言語を選択します。

4. [メモを残す]の欄に、メールの本文に記載するメッセージを追加します。

5. 項目の欄から[署名]を選択し、署名をお願いしたい箇所にドラッグ&ドロップします。
6. 内容確認後、[送信]ボタンを押します。

7. [認証の詳細]というポップアップが出てくるので、問題なければ[認証]を押して完了です。

紙の契約と何が変わるか
電子契約に切り替えて変わるのは、主に次の点です。
- 大幅な工数削減(稟議など承認作業プロセスの効率化)
- 収入印紙代の削減
- 場所の制約がない
- 契約ステータスをリアルタイムで確認できる
- 契約書の紙での保管が不要
- セキュリティも万全
とくに工数削減と収入印紙代の削減が、双方にとって大きく効きます。
工数について。 紙の場合は、契約書をお互いにレビューし、双方が合意した書面を印刷して製本、収入印紙を購入して押印し郵送。受け取った側はそれを確認して収入印紙を貼り、押印して返送、という工程が発生します。これだけで約1週間かかります。 押印担当の作業が詰まっていれば、さらに時間がかかります。Zoho Signなどの電子契約にすることで、早ければ数時間で契約締結が完了します。
収入印紙について。 継続的取引にかかる契約であれば1回につき4,000円の収入印紙がかかり、個別契約でも契約金額に応じて収入印紙代がかかります。継続的取引にかかる契約を月10回行っていたとすると、それだけで毎月40,000円、年間では約50万円になります。電子データでやり取りする場合は、この収入印紙が不要になります。
契約書のやり取りが多い企業ほど、削減額が大きくなります。
料金はどこで確認するか
Zoho Signの基本料金について

※上記の表示は年間プランで、月間プランの場合は上記料金に20%を加えた金額になります。年間プランのほうが割安です。
料金は改定されることがあるため、契約前にZoho Sign公式サイトで最新の金額をご確認ください。 Zoho CRMを含むZoho製品全体の料金の考え方はZoho CRMの料金と機能にまとめています。
14日間の無料お試し
Zoho Signは14日間の無料お試しができます。最上位のエンタープライズプランの機能で、最大10人のユーザー追加、最大50件のドキュメントに署名が可能です。お試し期間の終了後に有料版へアップデートしない場合は、自動的に無料プランへ移行します。
向いている場合・向いていない場合
向いている場合
- 契約書のやり取りが月に何件も発生し、収入印紙代と郵送の往復が積み上がっている
- 決裁者や法務担当がオフィスにいないことが多く、押印待ちで止まる
- すでにZohoのSFA/CRMを使っており、契約データと顧客データをつなげたい
慎重に検討したほうがよい場合
- 取引先が紙の契約書と押印を必須としており、変更に応じてもらえない
- 電子契約の社内規程や文書保管のルールがまだ整備されていない
- 契約の締結が年に数件で、切り替えの手間に見合わない
取引先の合意が前提になります。 自社だけ電子化しても、相手が紙を求めれば紙の工程が残ります。導入前に、主要な取引先が電子契約に対応できるかを確認してください。
つまずきやすい点
1. 社内の規程を先に直していない
契約書の保管方法や承認フローが紙を前提にした規程のままだと、運用に乗せた後で差し戻しが発生します。ツールの設定より先に、社内規程の該当箇所を確認してください。
2. 誰が送信者になるかを決めていない
送信者のアカウントが契約の記録に残ります。営業担当が個別に送るのか、管理部門が一括で送るのかを先に決めておくと、後から履歴を探しやすくなります。
3. 契約以外の業務が紙のまま残る
契約だけ電子化しても、請求書が紙のままなら郵送の工程は消えません。請求までオンラインにする場合はZoho Invoiceの解説、営業の工程全体を在宅で回す構成は営業チームのテレワークをZohoで回すで扱っています。
まとめ
Zoho Signは、ログイン後に[署名用に送信]を選び、ファイルをアップロードして受信者を追加し、署名欄をドラッグ&ドロップして送るだけで契約を締結できます。1件5分ほどで、紙なら約1週間かかる締結が早ければ数時間で終わります。
インターネット上でファイルをやり取りするため収入印紙も不要になり、契約件数が多いほど削減額が大きくなります。料金は改定されることがあるため、契約前に公式サイトでご確認ください。
トライエッジは導入の支援だけでなく、運用サポートに強みを持っています。Zohoの導入・運用支援はZoho 導入・運用支援、CRM全般の設計はCRM構築・運用をご覧ください。ご相談はお問い合わせからお気軽にどうぞ。
FAQよくあるご質問
Q. Zoho Signで署名依頼を送る手順を教えてください。
7手順です。1にログインして「署名用に送信」を選ぶ。2にファイルの「アップロード」から署名をお願いしたいファイルを選ぶ。3に「受信者の追加」欄に相手のメールアドレス・名前・署名可否・言語を入力する。4に「メモを残す」欄にメール本文のメッセージを追加する。5に項目の欄から「署名」を選び、署名してほしい箇所にドラッグ&ドロップする。6に内容を確認して「送信」を押す。7に「認証の詳細」のポップアップで「認証」を押して完了です。
Q. 紙の契約と比べてどのくらい早くなりますか?
紙の場合、双方が合意した書面を印刷して製本し、収入印紙を購入して押印し郵送、受け取った側も確認して収入印紙を貼り押印して返送、という工程で約1週間かかります。押印担当の作業が詰まっていればさらに延びます。Zoho Signのような電子契約にすると、早ければ数時間で締結が完了します。
Q. 電子契約にすると収入印紙はどうなりますか?
インターネット上で契約書のファイルをやり取りするため、収入印紙を貼る必要がありません。紙の場合、継続的取引にかかる契約であれば1回につき4,000円の収入印紙がかかり、月10回行っていれば毎月40,000円、年間で約50万円になります。契約書のやり取りが多い企業ほど削減額が大きくなります。
Q. Zoho Signは無料で試せますか?
14日間の無料お試しがあります。最上位のエンタープライズプランの機能で、最大10人のユーザー追加、最大50件のドキュメントへの署名が可能です。お試し期間の終了後に有料版へアップデートしない場合は、自動的に無料プランへ移行します。
Q. Zoho Signを選ぶ理由は何ですか?
3点です。1点目は電子契約に必要な基本機能がひととおり備わっていること。2点目はZohoの他のAPI(SFA/CRMなど)と連携できること。3点目はコストパフォーマンスです。日本語でのカスタマイズもされており、ユーザーインターフェイスがシンプルなため、初めて操作する方でも扱えます。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/向佐 望(CRMコンサルタント)。 2024年3月29日公開/2026年8月14日更新。