フロッグとは?ゴーリストから分社化した人材業界特化の営業リストHRog
HRogリストとHRogチャートを提供するのは、ゴーリストから分社化した株式会社フロッグです。求人媒体を250媒体以上巡回して集めたデータから、いま採用に動いている企業を営業リスト化します。帝国データバンクなど信用調査会社のデータベースとの違いと、属性と行動で分ける使い分けの基準を整理しました。
HRogリスト・HRogチャートを提供しているのは、株式会社ゴーリストから分社化した株式会社フロッグです。求人媒体を250媒体以上巡回して集めたデータから、いま採用に動いている企業をリスト化します。
帝国データバンクや東京商工リサーチのような信用調査会社のデータベースとは、集めている情報の種類が違います。 信用調査会社が持つのは業種・売上・財務といった企業の属性情報、HRogリストが持つのは「その企業がいま求人を出しているか」という行動の記録です。
この記事では、HRogリスト・HRogチャートの中身と、信用調査会社のデータベースとの使い分けを整理します。
フロッグはどんな会社ですか?
HRogリスト・HRogチャートを提供しているのは株式会社フロッグです。株式会社ゴーリストの人材業界支援事業を2021年1月5日に分社化して設立された会社で、現在もゴーリストのグループ会社にあたります。「HRog(フロッグ)」ブランドでサービスを展開しています。
同社は、独自開発したクローリングエンジンとデータ加工エンジンで求人サイトを自動巡回し、ネット上の求人データを収集・整理しています。同社の公表によると、毎週250以上のWebサイトから求人情報を取得しており、2014年から蓄積した求人データは250媒体以上・60億件以上にのぼります。
出典:HRogリスト公式サイト・株式会社フロッグ 会社情報(2026年8月28日確認)
それらの情報をもとに求人データベースを構築し、営業リストを提供する「HRogリスト」や、求人情報から調査・分析ができる「HRogチャート」といったサービスを展開しています。
HRogリストは何ができるサービスですか?

引用元:HRogリスト公式サイト(株式会社フロッグ提供・2026年8月31日)
「HRogリスト」は、国内の主要な求人媒体からデータを取得・整理し、求人ニーズがある企業をリスト化する人材業界向けのサービスです。
求人系を中心に250媒体以上を網羅しており、正社員からアルバイトまで、さらに大手から地方の中小企業まで幅広いデータがそろっています。転職系・アルバイト系の大手媒体だけでなく、派遣系・新卒系・ダイレクトリクルーティング、エリアや職種に特化したサイトまで対象に含まれます。データの取得からリストの提供までを最短1日で行うことができます。
おもに人材紹介会社・求人広告代理店・求人メディア運営会社が利用しており、営業リスト作成の工数削減や、新規開拓先の発見に使われています。無料トライアルが用意されているため、まず出力されるリストの中身を確かめてから本格利用を判断できます。
HRogチャートはHRogリストと何が違いますか?
「HRogチャート」は、蓄積された求人データを使って調査・分析を行うためのサービスです。
エリア・職種・雇用形態別に集計軸を自由に組み合わせ、希望する切り口でデータを探すことができます。これにより、採用マーケットの動向を数字で把握したうえで、客観的な根拠を添えた提案ができます。
2つのサービスは、使う目的が違います。
| サービス | 何を決めるためのものか | 出てくるもの |
|---|---|---|
| HRogリスト | 誰に当たるか | 求人を出している企業の名簿 |
| HRogチャート | 何を提案するか | エリア・職種別の求人動向 |
地域を絞って効率よく営業リストを作りたいならHRogリスト、提案の付加価値を上げたいならHRogチャート、という分け方になります。料金はプランと媒体数によって変わり、改定されることもあるため、検討にあたってはHRogリストの公式サイトで最新の条件をご確認ください。
信用調査会社のデータベースとはどう使い分けますか?
企業データベースを比較するときは、「属性を持っているか」「行動を持っているか」で分けると整理しやすくなります。
- 属性のデータベース:業種、従業員数、売上規模、財務内容など。取引してよい相手かを判断する材料になります。帝国データバンクや東京商工リサーチが代表例です。
- 行動のデータベース:いま求人を出している、いま拠点を増やしている、といった直近の動き。当たる順番を決める材料になります。HRogリストはここに当たります。
両者は競合しません。 属性データで対象範囲を決め、行動データで当たる順番を決める、という重ね方が実務では機能します。目的別の比較は顧客データ販売サービスを目的別に紹介した記事にまとめています。
向いている場合/向いていない場合
向いている場合
- 人材紹介・求人広告・採用支援など、採用ニーズのある企業が顧客になる事業
- 「いま動いている企業」に絞って架電・メールをしたい
- エリアや職種を絞った市場データを、提案資料の根拠として使いたい
向いていない場合
- 人材以外の商材で、求人の有無と購買タイミングが関係しない事業
- 与信判断や取引可否の確認が目的(この場合は信用調査会社のレポートが必要です)
- 既存顧客の深耕が中心で、新規リストの供給量が課題になっていない
買ったリストを成果につなげるには何が必要ですか?

求人データ由来のリストは鮮度が高い一方、同じ企業が複数の媒体に求人を出していれば、リストにも重複して現れます。 また、自社がすでに接触済みの企業や、過去に断られた企業も混ざります。
そのため、取り込む前に次の3点を決めておく必要があります。
- 既存の顧客データとの突き合わせ(重複と接触済みを除く)
- 誰が、どの順番で当たるか(担当と優先順位の割り当て)
- 結果をどこに記録するか(次回のリスト取り込み時に再利用できる形で残す)
この3点はCRM側の設計の話で、データの精度とは別の問題です。ここが決まっていないと、同じ企業に別々の担当者から連絡が行きます。運用の型はCRM運用の記事で扱っています。
トライエッジの創業メンバーは人材派遣業界の出身で、業界特有の商流を前提としたマーケティング設計をご提案できます。リストの取り込み設計からCRMでの運用定着まではCRM構築・運用支援で、ご相談はお問い合わせより承ります。
まとめ
HRogリスト・HRogチャートを提供する株式会社フロッグは、求人データという「行動の記録」を持つ人材業界特化のデータ企業です。信用調査会社の持つ属性データとは役割が違い、いま動いている企業に絞って当たるための材料になります。
リストを入手した時点では、まだ成果は決まりません。重複の整理、担当の割り当て、結果の記録先という3点を先に決めてから取り込んでください。
FAQよくあるご質問
Q. フロッグとはどんな会社ですか?
HRogリスト・HRogチャートを提供しているのは株式会社フロッグです。株式会社ゴーリストの人材業界支援事業を2021年1月5日に分社化して設立された会社で、現在もゴーリストのグループ会社にあたります。独自開発したクローリングエンジンとデータ加工エンジンで求人サイトを自動巡回し、収集した求人情報をデータベース化しています。同社の公表によると、毎週250以上のWebサイトから求人情報を取得しており、2014年から蓄積した求人データは250媒体以上・60億件以上です(2026年8月28日・list.hrog.net で確認)。
Q. HRogリストは何ができるサービスですか?
主要な求人媒体から求人情報を取得して整理し、採用ニーズが出ている企業をリスト化するサービスです。取得対象は250媒体以上で、正社員からアルバイトまで、大手から地方の中小企業までを対象にしており、データの取得からリストの提供までを最短1日で行えます。利用しているのは人材紹介会社、求人広告代理店、求人メディア運営会社などです。営業リスト作成の工数削減と、新規開拓先の発見に使われます。
Q. HRogリストとHRogチャートは何が違いますか?
使う目的が違います。HRogリストは、いま求人を出している企業を抽出して営業先の名簿にするためのものです。HRogチャートは、蓄積された求人データをエリア・職種・雇用形態などの軸で集計し、採用市場の動きを調べるためのものです。誰に当たるかを決めたいならリスト、何を提案するかを決めたいならチャート、という分け方になります。
Q. フロッグのサービスの料金はいくらですか?
プランと利用する媒体数によって変わります。契約前に出力されるリストの中身を確かめられる無料トライアルも用意されています。料金は改定されることがあるため、金額はHRogリストの公式サイト(list.hrog.net)でご確認ください。
Q. 帝国データバンクや東京商工リサーチのデータベースとは何が違いますか?
集めている情報の種類が違います。信用調査会社のデータベースが持つのは、業種・従業員数・売上・財務といった企業の属性情報です。HRogリストが持つのは、その企業がいま求人を出しているかという行動の記録です。取引可否を判断したいなら信用調査会社、いま動いている企業に絞って当たりたいならHRogリスト、という使い分けになります。
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出典・執筆:株式会社トライエッジ/伊能 藍子(CRM 導入・運用支援)。 2024年3月29日公開/2026年8月28日更新。