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HOME MEDIA BtoBマーケティング 2024年4月8日

マーケティング外注の進め方:外注先の選び方と契約前に詰める3点

マーケティングの外注で失敗しないために、契約前に詰めるのは3点です。丸投げにせず目的と成果を自社から提示すること、作業範囲を揃えたうえで対応工数まで含めてコストを比較すること、サポートの範囲を確認することです。外注のメリットとデメリット、業者の選び方、連携体制の作り方までを整理します。

マーケティングの外注で結果が変わるのは、契約前です。詰めるべきは3点で、丸投げにしないこと、対応工数まで含めてコストを比べること、サポートの範囲を確認することです。

そして、外注に出す業務と社内に残す業務は分かれます。 Webサイトの制作やリニューアル、Web広告の運用は外注に向き、戦略立案と自社ノウハウのコンテンツ制作は社内に残します。

ここでは、外注のメリットとデメリットを押さえたうえで、業者の選び方と発注時に詰めるべき条件を整理します。

マーケティングを外注すると何が得られるのか

外注はスピードや費用など、企業のあらゆる悩みを解決する手段となります。得られるものは2つです。

1. 成果が出るまでの時間が短くなる

マーケティング業務は、外注=その道のプロに任せるため、制作から運用までのスピードも早い上に、納品物や施策の質も上がります。結果的に、成果が出るまでの時間の短縮につながりやすいのです。マーケティング施策は効果が出るまでに一定の期間を要するため、この点は大きなメリットでしょう。

2. かける費用をコントロールできる

社内で行う場合、人件費(固定費)が伴いますが、外注は会社の繁閑や必要性に応じてかける費用をコントロールできます。限られた予算に対するコストの無駄も減らせるのです。

外注のデメリットと、その対策は何か

1. 社内にノウハウを蓄積しづらい

プロの知識や技術を活用して施策を進められるのがメリットである一方で、自社にそのノウハウが残りにくい点はデメリットかもしれません。

対策は、社員と外注先が密にコミュニケーションを取り、協力しながら進められる体制にして、知見や学びを得ていくことです。報告を受けるだけの関係にしないでください。

2. 小回りが利かずPDCAを回しづらい

自社で見つけた修正や改善したいポイントに対して、外注では担当者とやり取りするタイムラグが発生します。自社で回すPDCAのスピードが落ちることも考えられるでしょう。

対策は、契約時に外注先とよくすり合わせをして、連携体制をしっかり構築しておくことです。定例の頻度、緊急時の連絡方法、修正依頼から反映までの目安日数まで決めておくと、後から揉めません。

どの業務を外注に出すのか

マーケティング業務は細分化すると多岐にわたります。それぞれの業務の特徴や目的が異なるため、外注できる業務がある一方で、外注による解決が適さない業務もあります。

外注に向いている業務

  • Webサイト制作やリニューアル
  • Web広告の運用

一定の専門知識やスキルが必要であったり、作業工数が多かったりする項目は外注を視野に入れたほうがいいでしょう。時間的、工数的に余裕ができるため、社員は日常的に重要なコア業務にあたる時間を確保できます。

外注に向かない業務

  • マーケティングの戦略立案
  • 自社のノウハウを解説するコンテンツの作成

上記の項目は、自社のマーケティング業務のコアとなるため内製するのがおすすめです。これらを的確に整えるには、外部の人では知識が不足することがあります。自社・顧客・商品やサービスを熟知した社員の経験や知見がものを言う業務です。

この線引きの理由と、内製化する場合の体制づくりはマーケティングの内製化:社内に残す業務と外に出す業務の線引きで詳しく扱っています。

契約前に何を詰めておきますか?

もっとも効率的に外注を活用していくために、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

1. 丸投げはNG

自社に知識やスキルがないからと、外注先に丸投げしてはうまくいきません。社内の状況に照らし、何のためにどのような成果をどのように目指したいかをしっかり提示することが大切です。

また、成果とコストのバランスを把握するためにも、お互いのチェック体制(頻度・タイミング・方法)を構築しておきましょう。

2. コストと対応工数

業者によって設定料金は異なりますし、その中で何をどこまで対応してもらえるかにも差があります。特にWebマーケティングに関わる外注コストは、継続的になるものが少なくありません。必要項目や相場を調べて比較検討するなど、事前に細かい点まで把握してから進めましょう。

比較する際は、作業範囲を揃えたうえで見積もりを取ってください。範囲が違う見積もりを金額だけで並べると、安いほうを選んだ結果、別途費用が積み上がります。

3. サポートの範囲

コストや対応工数と同じく、マーケティングコンサル的なサポート範囲も各社で異なります。制作だけでなく、事前の企画や検証、納品後の運用までどれくらい関わってもらえるかもポイントです。

効果測定のレポート報告や改善案の提案といったサポートがあると、施策の効果・効率をさらにブラッシュアップしていけるでしょう。

測る対象そのものを決めていない場合は、先に指標を揃えてください。獲得側の測り方はリードジェネレーションとは?獲得手法の一覧とチャネル別の効果測定にまとめています。

外注でよくある失敗は何ですか?

1. 目的を渡さずに作業だけを依頼する

言われたとおりのものは納品されますが、成果につながるかどうかは誰も見ていない状態になります。

2. 金額だけで比較する

対応範囲が違う見積もりを並べても意味がありません。作業範囲を揃えてから比べてください。

3. レポートを受け取るだけにする

数字を見て次に何を変えるかを決めるのは発注側の仕事です。定例で意思決定の場を持ってください。

4. コア業務まで任せる

戦略立案と自社ノウハウのコンテンツを外に出すと、施策が自社の事情から離れていきます。

5. 契約時に連携方法を決めない

修正の反映が遅いという不満は、ほとんどが事前のすり合わせ不足から生まれます。

まとめ

外注はスピードと質を買う手段であり、コストの変動費化という利点もあります。一方でノウハウが残りにくく、PDCAが遅くなるという制約があります。

契約前に詰めるのは、目的と成果の提示、作業範囲を揃えたコストと工数の比較、そしてサポート範囲の3点です。この3点を曖昧にしたまま始めると、金額の安さだけで選ぶことになります。

トライエッジはマーケティング全般のご相談に対応しています。支援の内容はCRM構築・運用AEO(AI検索最適化)支援、サービスの一覧はサービス案内をご覧ください。ご相談はお問い合わせより承ります。

FAQよくあるご質問

Q. マーケティングを外注する前に、確認しておくことは何ですか?

3点です。1点目は丸投げにしないこと。社内の状況に照らし、何のためにどのような成果をどのように目指したいかを自社から提示します。2点目はコストと対応工数で、料金の中で何をどこまで対応してもらえるかを事前に比較します。3点目はサポートの範囲で、事前の企画や検証、納品後の運用までどこまで関わるかを確認してください。

Q. マーケティングを外注するメリットは何ですか?

2つです。1つ目は、その道のプロに任せるため制作から運用までのスピードが早く、納品物や施策の質も上がること。結果的に成果が出るまでの時間が短くなります。2つ目は、会社の繁閑や必要性に応じてかける費用をコントロールできることです。社内で行う場合の人件費は固定費になりますが、外注費は変動費として扱えます。

Q. 外注のデメリットと、その対策は何ですか?

2つあります。1つ目は社内にノウハウが蓄積しづらいこと。対策は、社員と外注先が密にコミュニケーションを取り、協力しながら進める体制にすることです。2つ目は小回りが利かずPDCAを回しづらいこと。修正点を伝えてから反映されるまでにタイムラグが出るため、契約時に連絡の頻度・タイミング・方法をすり合わせておきます。

Q. 外注先はどうやって選べばよいですか?

料金だけで比べないでください。業者によって設定料金は異なり、その中で何をどこまで対応してもらえるかにも差があります。必要項目と相場を調べたうえで、同じ作業範囲で見積もりを揃えて比較します。特にWebマーケティングに関わる外注コストは継続的に発生するものが少なくないため、月あたりの費用と対応工数の両方を見てください。

Q. 外注に向かない業務はありますか?

マーケティングの戦略立案と、自社のノウハウを解説するコンテンツの作成です。この2つは自社のマーケティング業務のコアにあたり、自社・顧客・商品やサービスを熟知した社員の経験や知見がものを言います。外部の人では知識が不足しがちなため、社内に残してください。一方でWebサイト制作やリニューアル、Web広告の運用は外注に向きます。

出典・執筆:株式会社トライエッジ/中野 三四郎(代表取締役CEO)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。

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