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HOME MEDIA HubSpot 2024年4月8日

HubSpotで取引作成時のクローズ日を変更する方法

HubSpotで取引作成時に自動で入るクローズ日は、右上の設定からオブジェクト、取引、セットアップと進み、既定のクローズ日を新規取引に適用から変更します。選べるのは当月末か翌月末、または取引作成日から任意の日数・週数・月数で、最長は1年です。既定値に当月末を避けたい理由も解説します。

HubSpotで取引作成時に自動で入るクローズ日を変えるには、右上の[設定]→[オブジェクト]→[取引]→[セットアップ]タブと進み、[既定のクローズ日を新規取引に適用]から既定の日を選びます。 所要時間は3分程度です。

選べるのは2種類です。[特定の期間の終了]=当月末か翌月末と、[取引作成からの時期]=作成日から任意の日数・週数・月数です。後者の最長は1年で、それ以上の数値を入れると自動的に1年に短縮されます。

つまずきやすいのは既定値に当月末を選んでしまうことです。 近すぎる日付が既定になると、当月の売上予測が実態からずれます。

以下では、クローズ日の意味、設定手順、どの値を選ぶべきかを説明します。

HubSpotの取引にある「クローズ日」とは何ですか?

SFA / CRMにおいて、商談(=取引)がいつ契約締結(クローズ)するのか、というのは、売上や利益の予測をするにあたって非常に重要な指標となります。HubSpotにおける契約締結予定日は”クローズ日(= Close Date)”という名称で設定されています。

HubSpotの取引オブジェクトにはデフォルトの項目としてクローズ日というものがあります。取引のクローズ日とは

取引の成約が見込まれる日、または取引が成約した日

を示す日付で、取引の状況を表すにあたって非常に重要な項目となります。

クローズ日は入力しなくても取引を作成できますが、その案件がいつクローズする予定なのか、それによってどのくらいの受注数や売上が見込めるのかを予測するための重要な指標となるため、極力入力するようにしたい項目です。

取引作成時のクローズ日はどこから変更しますか?

設定方法は、右上の[設定]から[オブジェクト]から[取引]を選択し、[セットアップ]のタブから[既定のクローズ日を新規取引に適用]のクリックを入れた状態で、既定の日を選択する形となります。

HubSpot取引クローズ日01

既定のクローズ日にはどんな選択肢がありますか?

HubSpotの取引のクローズ日はデフォルトで以下の2つの方法で決めることができます。

  1. 取引が作られた当月末か翌月末 HubSpotでの記載だと「特定の期間の終了」と記載されていますが、これはすなわち当月末か翌月末を表しています。取引が作成された”作成日”を基準として当月末もしくは翌月末にクローズ日が自動的に設定されます。

  2. 取引作成からの日数HubSpotの記載では「取引作成からの時期」と記載されています。これは取引の作成日から任意の日数・週数・月数を選択することができます。 例えば、30日、4週間後、3ヶ月後、のようにです。 ただし、最長は1年となっているので、それ以上の数値を入れると自動的に1年に短縮されますのでご注意ください

なお、「既定のクローズ日を新規取引に適用」のチェックボックスを外すことによって、クローズ日をデフォルトで設定しない、という方法も可能ですが、そうするとクローズ日が入力されない取引データが大量に作られる可能性もあるので十分注意が必要です。

どの値を既定にすべきですか?

取り扱う商品やサービスによって、取引の作成からクローズまでどのくらいの日数がかかるかは変わってきます。これまでの経験や実績から概ねこのぐらいの期間がかかる、という日数があるのであれば、それを既定値として設定するとよいでしょう。

ただし、当月末についてはあまりおすすめできません。明らかにクローズ日までのスピードが早い商材やサービスであれば問題ありませんが、あまり近い日付がデフォルトに設定されてしまうと、当月の売上金額の予測数値に大きく影響を及ぼしてしまいます。なるべく翌月末や30日以上の期間をあけると良いでしょう。

判断の材料としては、過去の取引で「作成日からクローズ日までの実日数」を集計し、その中央値に近い期間を選ぶのが実務的です。パイプライン全体の状況を見比べたいときは、取引一覧をカンバン方式にする方法で表示を切り替えると滞留の傾向がつかみやすくなります。

つまずきやすい点

1. 既定値が近すぎると、売上予測が毎月ぶれます。 当月末を既定にすると、実際には数ヶ月かかる案件でも当月クローズ見込みとして集計されます。当月の着地予測が過大になり、月末にまとめて翌月へずらす作業が発生します。

2. 1年を超える値は入力しても保存されません。 [取引作成からの時期]の最長は1年です。それ以上の数値を入れると自動的に1年に短縮されるため、「入力したはずの値と違う」という状態になります。商談期間が長い商材は、既定値に頼らず個別入力する運用にしてください。

3. チェックを外すと未入力の取引が増えます。 [既定のクローズ日を新規取引に適用]のチェックを外せば自動設定はされなくなりますが、担当者が入力しなければクローズ日が空のままの取引が積み上がります。売上予測のレポートは、クローズ日が入っていない取引を集計できません。

4. 変更しても既存の取引には反映されません。 この設定は新規に作成される取引に適用されるものです。すでに作成済みの取引のクローズ日は、個別またはリストからの一括編集で直す必要があります。

まとめ

HubSpotで取引作成時のクローズ日を変更するには、[設定]→[オブジェクト]→[取引]→[セットアップ]タブの[既定のクローズ日を新規取引に適用]から既定の日を選びます。

選択肢は[特定の期間の終了](当月末か翌月末)と[取引作成からの時期](任意の日数・週数・月数、最長1年)の2つです。当月末は売上予測を歪めやすいため、実績にもとづいた期間を設定してください。

チェックを外して自動設定しないこともできますが、クローズ日が空の取引が積み上がると売上予測が成立しなくなります。運用ルールとセットで決めることをおすすめします。

営業プロセスの設計はCRMとSFAの違い、導入の進め方はCRM導入の流れ、他システムとのつなぎ方はCRMの連携で扱っています。

当社の支援内容はCRM導入支援、HubSpotの概要はHubSpot、Zohoでの運用はZohoをご覧ください。ご相談はお問い合わせより承ります。

FAQよくあるご質問

Q. HubSpotで取引作成時のクローズ日はどこから変更しますか?

右上の[設定]から[オブジェクト]→[取引]を選び、[セットアップ]のタブを開きます。[既定のクローズ日を新規取引に適用]にチェックを入れた状態で、既定の日を選択します。所要時間は3分程度で、以降に作成される取引から反映されます。

Q. 既定のクローズ日にはどんな選択肢がありますか?

2つです。1つ目は[特定の期間の終了]で、これは当月末か翌月末を指し、取引の作成日を基準に自動設定されます。2つ目は[取引作成からの時期]で、作成日から30日後、4週間後、3ヶ月後といった任意の日数・週数・月数を指定できます。

Q. 取引作成からの時期は最長でどのくらい指定できますか?

最長1年です。それ以上の数値を入れると自動的に1年に短縮されるため、1年を超える期間を既定値にすることはできません。商談期間が1年を超える商材の場合は、クローズ日を作成後に個別で入力する運用にしてください。

Q. 既定のクローズ日を設定しないこともできますか?

できます。[既定のクローズ日を新規取引に適用]のチェックボックスを外せば、取引作成時にクローズ日が自動で入らなくなります。ただしその場合、クローズ日が入力されない取引データが大量に作られる可能性があるため、運用ルールとセットで判断してください。

Q. 既定値に当月末を選んでもよいですか?

クローズまでのスピードが明らかに早い商材やサービスでなければ、おすすめできません。近すぎる日付が既定になると、当月の売上金額の予測数値に大きく影響してしまうためです。実績から平均的な商談期間がわかっているなら、翌月末や30日以上の期間をあけた値を設定してください。

出典・執筆:株式会社トライエッジ/濱津 舞(AEO/CRM・MA 導入・運用)。 2024年4月8日公開/2026年8月14日更新。

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